2015年1月24日土曜日

Tuesday S4 Ep3 Evolution 2015 Lineup and More

Tuesday S4 Ep3 Evolution 2015 Lineup and More

YouTube Playlist

★EVO 2015 の公式ゲームが発表された
・ウル4、アルカプ、GGXrd、モーコンX、KI、スマブラWii U、スマブラMelee、ペルソナ4、鉄拳7(UD による「当然>意外」の順

★鉄拳7!!!
・「アーケードの鉄拳7」にびっくりの二人。誰も予想していなかっただろう。唯一の3D ゲーム。「今年は3Dゲームはないと思っていた。」鉄拳7はアケでもリリースすらされていない。
・原田氏は「EVO の前にアメリカ各地のイベントでデモプレイできるようにする」と言っている。鉄拳のメッカであるファイナルラウンドでは必ずプレイできるだろう。
・アーケードの鉄拳7をアメリカに輸入するものはいるだろうか。
・鉄拳7は日本勢(もしくは韓国?)の圧倒的な有利になるだろうが、前回のEVO の鉄拳ではブロンソンが2位と大健闘だった。
・原田氏はこの他にも鉄拳7のβテストを配信可にするなど、コミュニティへ多大なる貢献をしている。
・「アケの鉄拳7をEVO に」というアイデアは、去年の8月ごろから、マークマンとMr. Wizard の間で協議れていた。マークマンの功績も非常に大きい。

★ウル4
・出場者数は2000に達するだろうか。去年より多くはなるだろう。ウル4のゲーム性は初心者にも優しく、参加しやすくなっている。
・ウル4は「最高のスト4」とUD。JC も同意。特にVer 1.04 はバランスもよくなっている。結果は全く予想がつかない。侮れないキャラにロレント(そしてネモ)の名前を上げるJC。

★アルカプ
・去年は視聴者数が最高だった。
・参加者はやや減少が見込まれる。アルカプのゲーム性は初心者に厳しく、上級者との対戦では全くプレイさせてもらえない。
・参加者は少なくなるだろうが、参加者全体のレベルは高く、全体的に密度の濃い戦いになるだろう。
・連続優勝を狙うジャスティン。「クリスG に優勝してほしい」というJC。クリスG が優勝すればアルカプ四天王(ジャスティン、クリスG 、F チャンプ、フロッカー)が全員EVO チャンピオンになる。

★スマブラWii U
・最強キャラ(?)のディディーコングに対する対策はどうたてられるだろうか。
(・「Jay Viscant はめちゃくちゃ頭がいい」の話)
・JC「はじめにスマブラWii Uって聞いたとき、Melee が選ばれないのかと思ってがっかりしたけど、最後にMelee を発表したのは人をからかうのが好きなMr. Wizard らしいね」
・Melee は、去年のEVO では(スマブラ史上)最高の出場者数を記録。今年のAPEX でも、出場者数が一番多いゲームになった。
・どちらのスマブラが選ばれるかの最終的な権限は任天堂にあり、Wii U 版が選ばれるのはほぼ確実だった。

★GGXrd
・ポテムキンとシンを使っているJC。シンは投げからのコンボで相手の体力を半分へらすことができる。「ポテムキンは難しくてしかもつまらない」とUD。「新しいテクニックを見つけて練習しても実戦で全く使い物にならないんだよね、ずっとガードしてなきゃいけないから」とJC。

★キラーインスティンクト
・KI は去年の種目の中では、最も選出が危ぶまれていたゲーム。
・EVO の以前のどの時点まで新キャラの追加が行われるのか不明。
・KI のコミュニティは他のゲームのコミュニティからやや距離があるため、KI が選ばれなければEVO に参加しないというプレイヤーも多かっただろう。
・参加者数は他のゲームに比べて少なくなるとと予想できる。それはXboxOne だからだ。「PC 版もリリースすればいいのに」とJC。「PC 版をリリースすれば参加者は倍増するだろうね」とUD。
・実力で他を圧倒しているCD Jr. の連続優勝なるか?>しかしモーコンもあるため、CD Jr. の本気度は不明。

★モータルコンバットX
・選出は当然。
・発売は4月。
・MKX のシステムはインジャスティスに似ているところもある。「インジャスティスが選ばれなかったのは残念だけどMKX がその穴を埋めてより大きく盛り上がるんじゃないかって思うよ」とJC。
・格闘ゲームコミュニティ全体においてNRS コミュニティの存在は大きくないが、モータルコンバットの一般に対する認知度は他のゲームに比べても非常に高い。一般のモータルコンバットプレイヤーのごく一部が競技シーンに参加するだけで、参加者数は跳ね上がるだろう。
・ゲーム内にリアルタイムにニュースを配信するシステムをつけて、EVO についてのニュースを配信すれば、EVO の視聴者数も跳ね上がるだろう。

★ペルソナ4
・「選出は意外だった」とUD。「今年のEVO はアニメゲームが2つ、って聞いたときはブレイズブルーだって思ったんだけど」とJC。去年のブレイズブルーは2014年のベストバウトだった。今年のペルソナもそれぐらい盛り上がるだろうか。
・日本からたくさんの参加者が見込まれる。
・日本のアーケードでは新しいパッチがリリースされた。

★スマブラMelee
・3連覇を狙うMango。
(過去にEVO 三連覇したのはジャスティンのみ?)
・今年のAPEX (1024人)よりも多くの参加者になるか?「そうなるはず」とUD。ウル4の次に多い参加者数になるだろう。

★鉄拳7
・マークマンの貢献。マッドキャッツはあらゆる格闘ゲーム大会のスポンサーにナッテイル。マークマンがいなかったら今のFGC はここまで大きくなっていなかっただろう。

★選ばれなかったゲームの話。
・UNIEL。二人の大好きなゲーム。つい先日も(日本で?)大きな大会があって内容も素晴らしかった。「だけど選ばれなかったのは予想通り」とUD。
・ブレイズブルーが選ばれなかったのは意外。去年のEVO では最高の盛り上がりだっただけに残念。ブレイズブルーに代わって選ばれたペルソナで即死コンボが見られれば、ものすごく盛り上がるだろう。(>ティガーの面白さとポテムキンの普通さ)
・KOF。2012年、2013年と最終日に盛り上がり、2014年はぎりぎりの選出(土曜日の決勝)だったため、今回の不選出は予想通り。どの大会でもKOF の参加者は激減している。
・去年と同様、マッドキャッツのブースでは多くのサイドトーナメントが行われる予定。
・自分の好きなゲームが選ばれなかったとしても、EVO には自分と同じ趣味を持つ人達が世界中から集まる祭典なのだから、参加しない手はない。

Jamie Lee Curtis、ストリートファイターを語る
・トークショーで「高校卒業のお祝いに、息子をFighting Game Convention(EVO?)に連れて行きたい」、(インタビュアーに「リュウやケンを使うの?」と聞かれると怪訝そうに)「私はキャミー使いよ」などとコメントした。

2015年1月14日水曜日

Tuesday S3 Ep48 2014 Year in Review

Tuesday S3 Ep48 2014 Year in Review

2014年を振り返る、UltraChenTV アワード

YouTube Playlist
https://www.youtube.com/watch?v=bOh9ZpUyKPI&list=PL45-KVgrSkf4jMspDYCnytTkUUBXL6OOc

★ランダムセレクト(他のカテゴリーに当てはまらないが、言っておきたいこと。順不同)
◆UD が選んだ3つのこと:
(1)あまりに多くの新作ゲームの情報があふれていること。プレイするゲームの数が多すぎて、各コミュニティがいまいち盛り上がっていない傾向がある。
(2)自分が格闘ゲーム(ヤタガラス)に登場したこと。皮肉屋で嫌なやつをわざと演じたつもりだったが、演技がすぎて本当に嫌な感じになってしまったかも。
(3)「格闘ゲーム以外にもゲームはある。ゲーマーがゲーム以外のことを語ることもある」ということ。ゲーマーだというだけで、政治・経済・社会のニュースを無視することはできないし、無視するべきでもない。
◆JC が選んだ3つのこと:
(1)カプコンカップでのUltraChen コメンタリー。会場にも聞こえるコメンタリーは慣れていなくて戸惑った。コメンタリーを会場にも聞こえるようにするかどうかは賛否両論ある。
(2)鉄拳の新キャラ、ラッキークロエに関するバカバカしい騒ぎ。「しっかりしろよFGC」って思ったよ、とJC。
(3)「動画配信によって、テクニックは隠されるより拡散されるようになった」というトレンドに対する反例がみられたこと。ジャスティンが、ストームを先鋒で使う作戦をEVO まで隠して練習していたこと。カプコンカップで梅原に対してダルシムを使ったXian は、アジア大会の決勝ではそのことを隠していたのかもしれない。梅原やPR ログなど、トーナメントにわざと参加しないことで、戦法を研究されることを防ぎ、個人練習に時間を使うことを優先するタイプのプレイヤーもいる。

★New Comer of the Year(新しく登場したことベスト3。以下、3位から順に発表)
◆JC が選んだ3つの新しいこと:
(3)Under Night In-Birth Ex Late
(2)Persia。(UD の3参照↓)
(1)ぺぺだい。東京ゲームショーの大会で華々しく優勝。その後、アメリカやスェーデンなどの大会に、ファンの寄付で参加。ぺぺだいは今、最もノリにのっているプレイヤーだろう。
◆UDが選んだ3つの新しいこと:
(3)Persia の素晴らしいアルカプコメンタリー。女性がコメンタリーに登場して、質の高いコメンタリーをすることはFGC 全体にも大きな意味がある。
(2)37Reloaded。背水の逆転劇10週年を記念して行われたイベントで、当時人気があった格闘ゲームのトーナメントが行われた。これからもこのようなイベントが企画されることを期待している。
(1)UnderNight In-Birth

★FGC Members of the Year。格闘ゲームコミュニティの発展に最も貢献した三組。
◆UD が選んだベストメンバー
(3)モンド、Spooky などの配信チーム。各プレイヤーの個人配信も見逃せない。その他、PandaXGaminigなど。
(2)トーナメントの運営チーム。特に彼らが新しい試みをたくさん行っていることに対して。37Reloaded、CEO のチーム、シカゴのチーム、東海岸のTFC、トパンガ、カプコンプロツアーなど。1月にはトパンガを模したカナダカップ・マスターシリーズも開催。
(1)コンボフィーン、マットD、マイクロス、Keits、ジュベイリー、Filthyrich など、コミュニティの有名人がゲーム開発会社で働いていること。ゲームのデザインやマーケティングにおいて大きな影響力がある。ゲームのバランス調整やコミュニティの拡大に貢献。
◆JC が選んだベストメンバー
(3)EVO でCannon アワードを受賞したプログ。スマブラコミュニティを代表するコメンテーターだが、健康上の理由からセミリタイア。
(2)ストリームプロデューサーのクリスセグリア。EVO とカプコンカップの配信をプロデュースし、スケジュール管理、カメラの位置、コメンテーターの配置など、多くのことを指揮した。実際にテレビ局でスポーツ中継の放送に関わった経験があり、コミュニティへの貢献度は計り知れない。
(1)マットD。カプコンUSA の格闘ゲーム部長。格闘ゲームコミュニティがここまで成長し、2015年のカプコンカップの賞金総額が500,000ドルということにまでなったのは、彼の功績が大きいだろう。
・「4位を選ぶならマイクロスだ」とJC。

★Story of the Year。ベストストーリー。
◆JC が選んだベストストーリー
(3)Remix、パトリックコーランなど、コミュニティメンバー急死のニュースが目立ったこと。「悲しいニュースが多かったが、彼らの功績を忘れないためにも、もう一度この場で言っておきたかった」とJC。遺族に対してコミュニティから大きなサポートもみられた。
(2)スマブラコミュニティの存在が競技ゲームのシーンで目立つようになったこと。多くのプレイヤーがプロ契約。任天堂のコミュニティに対する態度も大きく変わった。
(1)カプコンカップ2015開催(賞金総額500,000ドル!)の発表。スト5の発表も合わせて。「今年は、コミュニティの前に立ちふさがっていた壁が一枚破れたっていう気がする。これからも多くの壁があるだろうけど、僕達は確実に前進しているよ」とJC。
◆UD が選んだベストストーリー。
(3)ぺぺだいと r/kappa。TGS で優勝して人生が変わったぺぺだいと、素晴らしいファンのサポート。
(2)ヨーロッパのストリートファイタープレイヤーたちのストーリー。プレイヤーの実力はアメリカよりヨーロッパの方が高い。
(1)ゲーム開発会社からのコミュニティへのサポートが多く見られたこと。カプコンがコミュニティと協力してバランス調整を行ったことや、プロモーション動画に有名プレイヤーを起用したこと、任天堂の態度の大きな変化など。

★Events of the Year。ベストイベント。
◆UD の選んだベストイベント
(3)カプコンカップ
(2)37Reloaded。コメンテーターとしても非常に楽しんだ。「普段あまり話すチャンスがない昔のプレイヤーと再会できて嬉しかった」とJC。
(1)EVO
◆JC の選んだベストイベント
(3)Strong Style 5。敢えて生中継せずに編集したビデオを後日リリースする予定。新しい試みとして評価。
(2)カプコンカップ。会場も普段と違った雰囲気で面白かった。EVO のような誰でも参加できる大会がある一方で、このようなトッププレイヤー限定のエキシビション色の強い大会があることにも大きな意味がある。
(1)もちろんEVO

★Match of the Year。ベストマッチ。
◆JC が選んだベストマッチ
(3)ジャスティン対F チャンプのルーザーズファイナル。ジャスティンがアルカプで優勝したことの大きな意味。ジャスティンがEVO で優勝したのはそれまでマブカプ2のみだった。ジャスティン本人も大喜び。
(2)SnakeEyez のSCR チーム戦エキシビションでの逆5タテ。SnakeEyez は、以前から知られていたプレイヤーだが、今年は特に活躍が目立った。
(ランク外の注目マッチ:カプコンカップでの「Xian 対 梅原」と「ライアンハート対ももち」)
(1)EVO でのブレイズブルーグランドファイナル。プレイヤーや観客を泣かせるほど感動的な展開(逆転劇)だった。コメンタリーも素晴らしかった。
◆UD が選んだベストマッチ
(3)SnakeEyez 対ふーど。ふーどのプレイはスト4史上稀に見る完璧なプレイだった。スコアは僅差だったが、その内容はふーどの圧倒的なプレイが印象に残るものだった。ストリートファイターの教科書のようなプレイ。
(2)スマブラ、Silent Wolf 対Axe。EVO で最も盛り上がった瞬間のひとつ。https://www.youtube.com/watch?v=rZIxUjct3uo
(1)EVO でのブレイズブルーグランドファイナル。

★Fighting Games of the Year。ベストゲーム。
◆UD が選んだベスト格闘ゲーム
(3)スマブラ4。キャラクターの多様性も素晴らしい。
(2)ウル4。現在、最も人気があるゲーム。キャラクターのバランスは素晴らしい。
(1)UnderNight In-Birth
◆JC が選んだベスト格闘ゲーム
(3)マブカプ2。コミュニティの中で人気が復活してきた。ゲームが古いからといってプレイしない(人気がなくなる)のは、もったいない。
(2)スマブラMelee。そのコミュニティの成長度は目を見張るものがある。
(1)ウル4。「ウル4によって、僕達の夢の世界(Promised Land)の実現まであと少しの所まで来た」とJC。

★Players of the Year。ベストプレイヤー賞。
◆JC が選んだベストプレイヤー
(3)ももち。カプコンカップで優勝。結果だけでなく試合の内容も素晴らしい。YouTube で初心者向け動画配信も行っている。
(2)Mango。EVO のスマブラで二年連続優勝という快挙。それまで、スマブラMelee 最強のプレイヤーはMango かArmada かと議論されていたが、EVO の結果によって明らかな差がついた。
(1)ルーフィー。アジア国籍ではないプレイヤーとして初めてEVO で優勝(人種としてはアジア人)。Xian に負けてルーザーズに落ちたが、その後に勝利したプレイヤーの数(とレベルの高さ)は驚愕に値する。
◆UD が選んだベストプレイヤー。
(3)ネモ。梅原に「ウル4で一番強い」とまで言わせた。プレイするあらゆるゲームでトップレベルになる。
(2)Sonic Fox。インジャスティス、モータルコンバット、UNIEL、スカルガールズなど、数多くのゲームでトップレベルに君臨。比較的マイナーなゲームをわざと選んでプレイしているようだ。プレイするゲームの数では群を抜いている。TFC では5つのゲームで優勝。
(1)ルーフィー。
・その他に目立ったプレイヤーの話:SnakeEyez、Smug、ボンちゃん。

★二人の新年の抱負を発表