2013年1月29日火曜日

【日本語】UltraChenTV Level 3 Focus and First Attack S2 Ep2


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Level 3 Focus S2 Ep2 - Matchups Not Tiers
SSFIV AE2012 は、トーナメントで勝つためにはカウンターピック(相手の使用キャラクターに有利なキャラクターを選ぶこと)をするべきゲームである。そのことを South California Regionals 2013 のWinner's Final: Infiltration vs. Huho101 と、同じく SCR2013 の Infiltration vs. Filipino Champ の映像を交えて論説。

★カウンターピックという戦略は、Super Turbo において特に重要視されている。しかしSSFIVAEにおいては、カウンターピックは一部のプレイヤーから嫌われているようだ(北米のFGCにおいて)。

★Infiltration vs. Huho 101
Infiltration は豪鬼を使い1試合目を勝利。しかし2試合目に Hugo101 の Yun に負ける。ここでInfiltration は Hakan にチェンジ。Hakan は Yun に不利だが、Infiltration は、Hugo101 が トップレベルの Hakan に慣れていないだろうと考えた。その結果、Infiltration の勝利。これはキャラクターに対してカウンターピックではなく、プレイヤーに対してのカウンターピックである。
★Hugo101 が Yun を選んだのも豪鬼に対するカウンターピックだった。Infiltration と Hugo101 は、両者とも非常に研究熱心であり、常に有利なキャラを戦略的に選ぶという意味で、似たタイプのプレイヤーである。この二人が SCR2013 の決勝に勝ち残ったのは偶然ではない。

★Infiltration vs. Filipino Champ
ダルシム使いの F.Champ に Infiltration は Hakan を使った。ダルシムには圧倒的に Hakan が有利。一試合目に負けた F.Champ は キャラクター選択画面で Seth を考えたが結局は再度ダルシムを選択(この選択が、キャラクターへのこだわりか、それとも Seth 練習不足のためかどうかは不明)。結果は完敗。
F.Champ は Seth を使うべきだった。プロとしてトーナメントを戦う以上、自分を常に最大限有利な状況におくべきである。有利なキャラクターを選択することが、フェアプレイに反することにはならない(北アメリカのSFIVのコミュニティにはそのような考え方があるようだが)。実際、試合の最中には相手を端に追い詰めたりして、常に自分が有利になるように仕向けているはずである。にもかかわらず、キャラクター選択において有利な選択をすることが嫌われるのは奇妙なことである。

★日本のキャラクター選択の文化に関する話題も。
日本のトーナメントでは一試合だけで勝敗が決まり、トーナメントの最中にキャラクターを変えることもできない。また、日本のトーナメントでは参加費を賞金にすることができない。このため、キャラクター選択の意味とトーナメントで勝つことの意味がアメリカとは異なる。アメリカのトーナメントは、プロプレイヤーとして賞金を狙うという意味が大きい。

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First Attack - Execution Corner
★MVC3 の Doom、Magneto の飛行コンボ(Fly Combo)の解剖と練習法。

★Super Turbo のキャンセルスーパーコンボの練習法。
FeiLongの立ち強パンチキャンセルスーパーコンボなど例に。

★3rd Strike Hugo の立ちギガスを UltraDavid がデモンストレーション。He did it!!! He's so proud he tweeted that right away lol.

★PA4 の Elizabeth のコンボの練習。
James Chen が一度も挑戦したことのないコンボを公開練習しながら、コンボを練習するときの心がけを解説。一回目でコンボ成功してしまう James Chen… 「できたよ。じゃあまた来週!」(アメリカンジョーク)
ポイントは、難しい部分を全体から切り離して集中的に練習すること、「こうしたらうまくいかない」ことに注意すること。

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