2013年9月4日水曜日

Tuesday Show S2 Ep. 27 - HonkHonk HulkSmash PotSplit PunishHim - 9/3/13

Tuesday Show S2 Ep. 27 - HonkHonk HulkSmash PotSplit PunishHim
★チャット用の新しいアイコンの話
・タイトルの、HonkHonk HulkSmash PotSplit PunishHim が新しいアイコン用のコード。
・サンブレロ(メキシコのつばの広い帽子)のアイコンは大きすぎて採用できなかった。
・UltraDavid のHonkHonk の写真は何年か前のハロウィーンの写真。
・専用のアイコンが使えるのは有料のSubscriber だけ。

★シアトルで開催されたPAX Prime の話
・業界人向けになってしまったE3 に変わる一般向けのイベント。James Chen は行ったがUltraDavid は行かなかった。
・パネルディスカッションやトーナメントもたくさん開催された。
・マーヴル2のトーナメントに出たJames Chen、「シングルエリミネーションでテレビは少しラグがあったんだけど…」と話しだすと、「もう言い訳が始まってるみたいだね」とUltraDavid。ラグに負けず永久コンボを決めて一回戦に勝ったJames Chen だったが、二回戦でマーヴル2のトッププレイヤー(ラターナ)にあたり敗退。
・インディーゲームのエリアが非常に面白かった。ユニークなゲームがたくさん。「インディーゲームのためにPAX に行きたいくらいだよ」とUltraDavid。
・深夜まで行われたダイブキックのトーナメント。参加者の数(140人以上!?)やプレイのレベルもすごかった。グランドファイナルになると会場は緊張で静まり返っていた。「これは半分ネタだったんだけど、みんなゴルフを観戦するときみたいな拍手してて可笑しかった」とJames Chen。
・ダイブキックのせいでヒットボックスのボタンを押し間違えるプレイヤーが続出?

★FGC パネルディスカッション。
・始めはパネリストから見たFGCのポジティブな話題だったが、Q&A のコーナーで、問題点もたくさん指摘された。「はじめから話しにくい問題を議題に出してもよかったんだけど、まあQ&Aになれば重要な問題が指摘されるだろうって思ってたら実際その通りだったよ」とJames Chen
・性差別の問題。女性やトランスジェンダーにとってFGC は居心地のいい環境とはいえない。もし何かのきっかけでイベントの配信を見たとしても、チャットの中身を見たら興味をなくしてしまうだろう。
・Twitch に関する質問。配信主の利益(現状ではほとんどない)とTwitch の利益の間でどうバランスをとればいいのか。多くのパネリストがTwitch の側にたった議論をしていた。Twitch がなければ配信そのものができなくなるのは確かだ。
・ゲームの練習と学業の両立はどうすればいい?「大学は役に立つ?」という質問に、Gootecks は「役に立たない」と遠回しに言っていたようだが、James Chen はそれとは正反対に「大学に行って得た知識と技術によって今の仕事に就けて、配信のための機器やイベントに参加するためのお金も稼げているよ」と答えた。どちらかを選ばなければならないなら、間違いなく学業を選んだほうがいい。「ロースクールで批判的に考えること(クリティカルシンキング)を学んで、それがゲームのプレイや分析にも生きているよ。実際ロースクールに行っているときが、僕は一番ゲームが強かったんだ」とUltraDavid。「学校に行って視野を広げることでゲームも上手くなるし、ゲームのプレイヤーとして成熟することが人間としての成熟にもつながる」という結論。

★パネルディスカッションで議題にあがったFGC の性差別の問題。
・女性にとって居心地のいいコミュニティは作れるのか。
・Cross Assult の事件。MadCatz の広告の方法に見られる性差別?女性はジョイスティックを売るためのモデルでしかないのか。
・性差別について質問した女性は、質問をする際に感情が少し高ぶっていた。その様子から察するに、彼女自身がFGC で嫌な体験をしたようだ。
・PAX Prime の参加者は全体の4割ぐらいが女性だったが、FGC の男女比率は95:5ぐらいか。これは深刻な問題だ。
・FGC を女性にも受け入れやすいコミュニティに変えるにはどうしたらいい?という質問にJames Chen は「僕たちパネリストは全員男だから、その質問にはうまく答えられない」と正直に回答。
・また同じようなパネルの機会があれば女性のパネリストにも出てもらったほうがいい。
・女性にとってFGC は怖い(そのことを認識すること自体、簡単なことではない)。
・女性のプレイヤーは割合は少ないが、あまり知られていない女性プレイヤーで強いプレイヤーもそれなりにいる。
・FGC で最近起こった性差別事件。
・FGC 以外のパネルでも、「ゲーム業界の女性」というテーマでパネルもあった。
・FGC は、女性のプレイに対しては特別厳しい目で見る傾向がある?性別に関係なく、誰に対しても公平に広い心で接すること。
・「ルールを決める時は、自分が誰の立場になってもいいように(大統領になっても用務員になってもいいように)決める」という大原則。相手の立場に立って考えることの大切さを強調するUltraDavid。
・女性を異性として扱うことと、女性に失礼な態度をとることには大きな違いがある。

★PAX Prime Fighting Game Community パネルディスカッションのアーカイブはこちら。
1: (20:00 ごろ~)
2:

【ブレイク】
YouTube Pt2
・先週のUltraChenTV では「Xianが勝つ」と予想したが、蓋を開けてみれば梅原の10-0勝ち。
・梅原が特定の相手に対して対策を立てるとこのような事が起きるのか。EVO でのプレイとは全く違う動きだった。
・梅原の元対策。元のしゃがみ中パンチをわざと食らってセビキャンにゲージを使わせた。元の起き攻めを完全に把握。
http://www.eventhubs.com/news/2013/aug/31/daigo-explains-blowout-victory-against-xian-mad-catz-unveiled-he-wanted-opponent-spend-meter-fadc-combos/
・トレーニングモードで、梅原が波動拳を撃つ絶妙な間合いを解説するUltraDavid。リュウの波動拳は近すぎると反撃されるし遠すぎるとジャンプで嫌な距離に入られてしまうが、梅原は常にそのどちらでもない間合いで波動拳を撃っていた。その正確さは驚愕に値する。
・元のしゃがみ中パンチの空振りに中足が当たる間合い。
・梅原はXian にまったく容赦することなくはじめから10-0を狙っていたようだ。Xian は何をしていいのか全くわからず困惑の笑いを浮かべていた。Xian 自身も梅原のプレイに感嘆していたのだろう。「的確な間合いをつかむことなら僕にだってできるけど、梅原が凄いのはそれをEVO チャンピオン相手に完璧に実践したってことだよ」とUltraDavid。
・梅原は他の元プレイヤーと全く対戦せず、動画で「Xian の元」にだけ対策を立てていたらしい。Zhi 曰く、梅原はエキシビションの直前まで練習していた。
・Xian はおそらく「エキシビションを楽しむ」という感じで臨んだのだろうが、梅原は最初から「EVO チャンピオンに10-0をつける」という心構えでいたようだ。梅原が落としたラウンドはたったの2つ。スコアに大差がついても全く容赦しなかった。Xian はスパコンからのウルコンを一度も決められなかった。

★東京ゲームショーでのエキシビション。梅原VSインフィルトレーション10先など。
・梅原は「インフィルトレーションと100先をやりたい」と言っているらしい。「僕がインフィルトレーションなら断るな」とUltraDavid。
・「Xian 戦の結果をうけると、今度も梅原が勝つと予想せざるを得ない」とUltraDavid。リュウは豪鬼よりも元のほうが苦手だが、梅原はそのキャラ差をものともしなかった。豪鬼のテクニックは元よりずっと知られているので、インフィルトレーションが梅原の知らないテクニックを使うとは考えにくい。
・ストリートファイター25周年大会では、梅原が3-0で勝った直後、グランドファイナルでインフィルトレーションが6-0で勝った。インフィルトレーションの対応力はずば抜けている。
・ラフというコーチがいないことは、インフィルトレーションのプレイにどう影響するか。25周年大会では、間違いなくラフのアドバイスが効果を発揮した。EVO では、インフィルトレーションはラフのコーチなしにTop 3に入ったが。「ラフは梅原のコーチになるに違いない」とチャットで騒ぐ配信視聴者。
・梅原もインフィルトレーションも相手を徹底的に研究して対策を立てるタイプのプレイヤー。そのため、試合の結果を予想するのはとても難しい。
・このようなエキシビションを開催するMadCatz のコミュニティに対する貢献は素晴らしい。
・その他のエキシビション。ボンちゃん対ライアンハート。マゴ対ふーど。おそらく同キャラ対決になるだろう。
・ジャスティン対ときど。キャラ相性ではときどの豪鬼が有利。ジャスティンはApril Duel で初めてときどに勝ったが、EVO ではときどに負けた。ジャスティンはときどを「デーモン」と呼んで警戒している。
・Xian 対 かずのこ。「Xian が勝つ」と予想するUltraDavid。「かずのこは起き上がりにいつもしゃがみ小Pを出す癖があり、それが敗因になる」と分析。

【ブレイク】

YouTube Pt3

http://www.youtube.com/watch?v=3O4RCIlwXqg

★元ロックマン開発者によるクラウドファンディング(Mighty No. 9)の話
http://www.kickstarter.com/projects/mightyno9/mighty-no-9?ref=search
・「ロックマンを作らせてもらえないから、ロックマンを作ることにした」という開発者のコメント。
・たった一日で $900,000の目標を達成。「僕にとっては、出資額をいくらにするかだけの問題だよ」とJames Chen。
・高額な出資をすればキャラクターをデザインする権利を得ることもできる。「$10,000の出資でプロデューサーの稲舟氏とディナーを共にできるっていう項目があって、すでに一件の申し込みがあるんだけど、それをみんな『James Chen が申し込んだに違いない』って言ってるんだ。僕自身、それが本当ならどんなにいいだろうって思うよ。稲舟氏とディナーができたら僕が温めてる最高のロックマンのアイデアを伝えられるのに」
・「ゲームの内容はロックマンだけど、名前やキャラクターのデザインはロックマンじゃない。そのことについて、ロックマンのファンとしてどう思う?」というUltraDavid の質問に、「このプロジェクトがきっかけでカプコンに目を覚ましてほしいって思ってるんだ。カプコンが計画していたロックマンの新作開発のプロジェクトは8つも中止になったんだよ。カプコンは大きな間違いを犯しているって気づいたほうがいいよ」と答えるJames Chen。

★以下Q&Aコーナー

DO you believe the concept that if u can't explain something simplistically then you don't understand it well enough? 言葉で説明できないことは理解できていないということ?
・そんなことはない。
・学校教育の重要性の話をもう一度。自分の考えを言葉にして上手く伝えることの重要性。

★Xain は世界一のプレイヤー?
・メジャートーナメントで勝つことと、特定の相手に対しての長期戦を勝つことは意味が違うが、何によってプレイヤーの強さを比べればいいのかはとても難しい。

★James Chen は、稲舟氏のパネルディスカッションにはいけなかった。

★クラウドファンディングはゲーム業界を変えるか。
・進行中の様々なクラウドファンディングプロジェクトの話。
・クラウドファンディングはすでにゲーム業界を変えている。

★おっさんが今から格闘ゲームを始めてAlex Valle に勝てる?
・世界のベテランプレイヤーの話。30代40代のプレイヤー。
・年齢などいいわけである(年齢が問題になるのは、中年が若者ほどゲームに時間を費やせないことによる)。EVO のTop 8 は大半がアラサー。ハイタニはアラフォー ?

★James Chen が格闘ゲームが最も強かった時期の話。全然勝てなくなった時期の話。

★ジャスティンに絶対勝てないときの話
・「ジャスティンの本当のすごさは、ジャスティンと50戦して1勝もできないみたいな体験をしたときにはじめてわかるんだよ。ジャスティンは僕がジャンプするのを完全に読んで、僕より先にジャンプして空対空をしたりするんだ。自分はジャスティンには絶対勝てないんだって悟ったよ」とJames Chen。

★最高のロックマンは?
・ロックマン2

★FGC に必要なお金の話

★カナダカップの話。
・5on5トーナメントには誰もエントリーしていない?

★コメンテーターに支払われるお金は?
・James Chen はPAX East とPAX Prime に参加するために散財したが、FGC のパネルディスカッションに出演するためにやむを得ず。

★ストリームの視聴者やゲームのプレイヤーが多少のお金を払ってコミュニティ(業界)をサポートすることの大切さ。

★ギルティギアXXAC+Rがアメリカで出たらUltraChenTV で特集する?

★来週はUltraDavid はクロアチア旅行のためお休み。
・Jame Chen 一人で配信?

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