2014年7月24日木曜日

【編集中】The Tuesday Show S3 Ep28 - Evolution 2014 Super Show


The Tuesday Show S3 Ep28 - Evolution 2014 Super Show

YouTube Playlist
https://www.youtube.com/watch?v=jpKWznilb6Q&list=PL45-KVgrSkf4XZGm33TMLZLhPNykL3FI2

★EVO2014を振り返る
・「今年は感動的なドラマがたくさんあって、過去のEVO と比べても一番すごいEVO だったよ。今年はすごすぎたから来年は大したことないだろうって毎年必ず思うんだけど、なぜかいつも最高の記録を更新するんだよね。」とJC。
・水曜日にラスベガス入りして木曜日はプールで日焼けしたUD。
・コメンタリー席からはライトが眩しくて観客の方は見えない。
・二人とも金曜日の朝8時から夕方6時までコメンタリーをした。「金曜日に朝から夕方までやったウル4のコメンタリーは、土曜日の朝に2時間やったアルカプのコメンタリーよりずっと短く感じたよ。ウル4の試合はいい試合ばっかりで時間がたつのが早かったからね。逆に土曜日の朝はかなり疲れてて時間がすごく長く感じたよ」とJC。
・土曜日はあまり忙しくなかったが、スパ2X のコメンタリー、ヤタガラスのイベントなどがあった。
・日本語コメンテーターのアール(パパチワワ)との対談(インタビュー)も土曜日に。「日米の文化や哲学の違いが見えて面白かった」と二人。UD は対談のあとアールと対戦もした。アールはストゼロ当時はガイのトッププレイヤーで、ウル4でも日本一のBP を持っている。対戦をしながらお互いの実力に驚いたUD とアール。アールはほとんどずっと日本語のコメンタリーをしていた。
・パパチワワという名前の由来:独身時代は狼だったが、結婚して家庭を持ったのでチワワになった。
・UD は日曜日は全くコメンタリーの予定がなかったため、9時のBBCP から一日中ガッツリ観戦した。友達とテキーラを飲みながら一日中観戦できて大満足のUD。コメンテーターは純粋に観戦を楽しむチャンスがない。
・「僕はウル4の決勝のコメンタリーが始まるころには声が潰れてたんだ。日曜日に観戦しながら叫びまくったからね。金曜日と土曜日は大丈夫だったから、日曜日だけで声を潰したんだよ」とJC。
・EVO のメインルームの前にはインディーゲーム、物販、スポンサーのイベントブース等があるセカンドルームを通り抜けるかたちになっていた。「セカンドルームの配置は素晴らしかった。物販やその他のスポンサーの協力なしにはイベントは成り立たないから、あの部屋の配置を考えたスタッフに賛辞を送りたいよ」とJC。例年とは異なり、日曜日にもセカンドルームでイベントを楽しめるようになっていた。メインルームの試合を観戦できるスクリーンもあったのが賢いつくりだった。「EVO には観戦には興味がなくて、ただずっと対戦していたいっていう参加者もいるからそれができる場所が日曜日にもあったのはよかったね」とUD。
・「8000人が収容できるメインルーム」と言われていたが、椅子の数は6500ほどだった。椅子は最後の数列をのぞいて全て埋まっていた。
・巨大なメインスクリーンは20x80フィート。スクリーンには試合の映像だけでなく、統計データや使用キャラクターの画像なども。「今年の機材と映像の質の高さは全く別のレベルに達してたよ」とJC。
・配信に流れる統計データはコメンタリーをする際に非常に有用だった。ただ「クリスG は勝ちまくっている」と言うのと「クリスG のTop 8 での勝率は85%(仮) 」と言うのでは大きな違いがある。
・統計データを提供したOne Frame Link
・コメンタリーは全体的にとてもうまく言った。エキシビションでの、普段とひと味ちがうコメンタリーを楽しんだUD。
・Persia のコメンタリーを賞賛する二人。
・スキーソニックの話。FGC に流通するスキーソニック嫌いは今ではただのネタになっているだけだろう。
・「2008年以前は参加者の半分が知り合いだったけど、今では98%が知らない人になってる。だから会えなかった知人もいたし、ただお互いに遠くで手を振っただけの人もたくさんいたんだよね」とJC。
・EVO の会場は素晴らしかったが、ホテルの作りはあまり良くなかった(カジノやバーが小さく、ストリップから離れているなど)。あのホテルが選ばれたのは、ラスベガスで一番大きいボールルームがあったからだ。

【ブレイク】

★EVO の結果
http://shoryuken.com/2014/07/13/evo-2014-day-1-streaming-live-the-largest-fighting-game-tournament-in-the-world/

★ウル4
・「ウル4のトーナメントは血の海のようだった」JC。「僕がコメンタリーをしていたセミファイナルのときは、有名な誰々が勝ったとか負けたとか色々な情報がすごいスピードで飛び交っていて大変だったよ」UD。
・新しいゲームで新しいキャラを選ぶプレイヤーもたくさんいて、予想外の展開も。
・Top 8 中6人はキャラクタースペシャリストだった。「だけど驚くには値しないね。他のカプコンプロツアートーナメントでもそうだけど、多くのプレイヤーの実力は均衡していて誰がTop 8 に入ってもおかしくない状態になってる。EVO ほど大きなイベントならなおさらだよ」とJC。「クォーターファイナルの最初の試合がいきなりVelocilaptor 対インフィルトレーションだったしね」とUD。
・UD「優勝はルーフィーだけど、トーナメントの組み合わせを入れ替えてもう一度行っていたら全く違う結果になっていただろうね。どのプレイヤーにも同じことが言えると思うよ」
・JC「どの試合のコメンタリーをしてても、『この二人のどちらかが敗退になるなんて嫌だ!』って思いながらやってたよ」
・使用キャラクターやプレイヤーの出身地も多彩だった。
・注目すべき点は?「Top 32 にザンギエフとホークがかなり残っていること。以前にはありえなかったことだ」とUD。
・ローズの強さが話題になっているが…「ローズは強くなったけど、グランドファイナルではボンちゃんはタイガーショットを打ちまくっていたり(梅原が途中でタイガーショットを打たないように指導した?)、中段を全く使わなかったり、ローズ対策が甘かったように思える。組み合わせが違えば結果は全く違っていただろう」とJC。
・弱体化したサガットを使い続けて準優勝したボンちゃんを褒めるUD。
・JC「ふーどはSnakeEyez に完璧な戦いを見せたけど、ボンちゃんはふーどに(キャラ相性の不利にもかかわらず)勝った。キャラ対策が仕上がったときのボンちゃんの強さは驚愕に値する」
・UD「ふーど対SnakeEyez は格闘ゲーム史上に残るぐらいすごい守りの技術がみられた試合だろう。ふーどの守りは地上も対空も完璧だった」。この試合で一番効果的で鮮やかなコマ投げを見せたのはザンギエフではなくフェイロンだった。ふーどは過去のEVO チャンピオンの中で最も良い成績だった。
・リッキーに対して板橋ザンギエフは為す術がなかったが、SnakeEyez はリッキーに勝った。SnakeEyez のザンギエフの強さは他の追随を許さない。(日本には板橋ザンギエフより強いザンギ使いもいる?)
・ダイミニオンはEVO の前に「これからはガイルからキャラ替えするかも」と漏らしていたが、ガイルを使って9位だった。
・豪鬼を使って最上位に残ったのはエイタ。(>キャラランクの話へ)
・UD が思う強キャラの豪鬼はあまり活躍せず(「豪鬼は投げキャラに弱いかも」とUD)。キャミーも成績不振でTop 32にも残らなかった。ヴァイパーもLatif が25位に入っただけ。殺意はSako だけ。ユンはTop16 に二人だがTop 8 には残らず。キャラランクを考え直す必要があるかも?
・ときど対SnakeEyez
https://www.youtube.com/watch?v=S8ObVx4Z2Xs
・「今年のEVO のウル4は、今まででのEVO で一番面白かったスト4トーナメントだと思う。金曜日に番狂わせがたくさんあって面白かったし、なにより投げキャラがユンよりも上位に入ったしね。」とUD。
・「赤セビやディレイスタンディングのような新システムによってゲームの内容が十分に深まるにはまだ時間がかかるだろう。だからこそウル4はこれからも盛り上がると思うし、嬉しい材料だよ」とJC。

★アルカプ
・アルカプはランダムなだけのゲームと言われてるが、今年や過去のEVO を鑑みてもトッププレイヤーの成績が最も安定しているゲームだ。アルカプ五強のうち成績が振るわなかったのはBR Barlog だけ(PR ログは今年のEVO は全体的に成績不振だった。本人もなぜかわからないと言っていた)で、あとの四人は全員Top 5 に入っている。
・Top 3 はアルカプ最強の三人で、このうち誰が優勝してもおかしくなかった。ジャスティンがF チャンプに勝ったのは、チャンプが意味不明なドゥームアシストコールをしたからで、ジャスティン本人も運が良かったということは承知しているだろう(ジャスティンのリアクションがそのことを物語っている)。
・UD「Top 8 の試合で最も感銘をうけたのは、状況がニュートラル(互いに五分五分の状態)になったときの試合展開だった。今までアルカプはランダムなヒットで試合が決まってニュートラルな試合が深まりにくいゲームだと思ってたんだ。それがアルカプを好きになれない理由だったけど、EVO のTop 8 の試合にはそんな展開は全くなかったよ。スペースコントロールとかじっくり戦う戦法とか、僕が特に好きな戦略的要素が盛り沢山だった」
・JC「観客が一体となってジャスティンを応援していたってことが10年前には考えられなかった。ジャスティンはクリスG 対策でストームを先鋒で使う作戦を6ヶ月隠してたって、EVO が終わったあとに教えてくれたよ。6ヶ月の間Nerd Josh やHelix とかを相手に隠れて練習してて、EVO 以外でクリスG と戦う時は何食わぬ顔でウルヴァリンを先鋒で使ってたんだって。クリスG は先鋒ストームなんて全く予想してなかったって言ってたよ」
・Top 8 のプレイヤーの出身地はアメリカ全土に渡る。
・Top 8 に入ったCoach Steve は、スト4やインジャスティスでも活躍が期待される。
・JC「Top 16 のプレイヤーのリストを見ただけで、『こいつらがTop 8 に入らなかったなんて』って残念な気持ちになるよ」
・JC「ジャスティンは僕の息子だって言っていいぐらいに思ってるけど、それでもクリスGに優勝してほしかったよ。もしクリスG が優勝してEVO チャンピオンとして名前が刻まれたら、それが彼自身にどう影響するかが見たかった」
・クリスGとF チャンプは毎年EVO のTop 8 に入っている。
・BrokenTier のチームがEVO の試合を分析した配信

★スマッシュ
・「スマッシュは長すぎた」という意見もあるが、「ながさは全く気にならなかった。観客の盛り上がりも途切れることはなかった」とUD。「Hand warmer に関するルールは必要」と付け加えるJC。
・Mango とArmada のライバル関係など、スマッシュには(FGC 全体には)あまり知られていないドラマがある。Armada はHungry Box に2回負けて敗退。
・Hungry Box はずっと立ってプレイしていた。
・Mango はEVO で連続優勝。MLG でも優勝。Mango はスマッシュで最も強いプレイヤーと言っていいだろう。他のトッププレイヤーを二年連続で押しのけて連続優勝というのは、考えられないぐらいすごい(2000人のウル4トーナメントで優勝するよりすごい?)。
・Mango は「残りの人生で何も成し遂げなくても、『スマブラ最強』の称号は俺のものだ」とツイートした。
・一分で相手を瞬殺したAXE のピカチューの話。Tubewear (アルカプのプレイヤー)と一緒に観戦していたUD:「Tubewear は最初スマッシュを退屈だって言ってたんだ。僕は『スマッシュの空中戦もアルカプと同じぐらい面白いよ』って言ったんだよ。それでTop 8 が始まったら彼もだんだんのめり込んでいってさ、ピカチューの瞬殺が決まった時にはまわりの人と同じように飛び上がって盛り上がってたよ」
・Armada とHungryBox のルーザーズファイナルの話。UD「スマッシュでは飛び道具はあまり使われないようだけど、この試合では飛び道具の使い方が面白かった」
・これからも多くのプレイヤーが新たにスマッシュを始めるだろう。JC「インフィルトレーションもスマッシュをやるって言ってたよ。本気かどうかわからないけどね」
・スマッシュトーナメントのあとステージで泣いたコメンテーターProg。もらい泣き(号泣)したJC:「去年のEVO では僕はProg と一緒にスマッシュのコメンタリーをやったんだよ。彼はスマッシュのコミュニティでは伝説的なコメンテーターなんだけど、病気を抱えていてこのごろ思うようにコメンタリーができてなかったんだ。今年のEVO でのコメンタリーを最後にすると決めていてさ、Cannon Award がProg に送られて最高の締めくくりになったと思う。」

★キラーインスティンクト
・イントロビデオが素晴らしかった。
・キラーインスティンクトはシステムを知らないと観戦しにくいゲームだが、MLG でもEVO でも観客の反応は悪くなかった。
・ジャスティンが(キラーインスティンクトにあまり力を入れていないにもかかわらず)勝つかどうかに注目が集まっていた。
・以前はジャスティンがリコスワーべを圧倒していたが、CD Jr. とリコスワーべはジャスティンに勝つためにかなり真剣に対策を立てていた。
・ジャスティンは以前からキラーインスティンクトのコンボシステム(最大ダメージを狙う戦い方)を無視して、格闘ゲームの基本に忠実な戦い方(シンプルなコンボと地上戦で確実にダメージを与える)をしていた。それは、ジャスティンの「自分の方が格闘ゲームのプレイヤーとして優っている」という自信の表れだった。MLG ではそれが上手く機能してたが、EVOではついにCD Jr. とリコスワーべに敗れた。これからはジャスティンもキラーインスティンクトの本質的なゲーム性を学ぶだろう。
・サディラは強キャラだろう。Tswag の試合をからかうUD。
・優勝した途端に感情のタガが外れてステージで泣いてしまったCD Jr. に共感するJC。UD はCD Jr. と木曜日にプールで一緒に時間を過ごし、彼がいかに真剣に努力しているかを聞いた。
・使用キャラクターの多様さ。

★BBCP
・UD「今年はBBCP のトーナメントが一番のお気に入り」。ニューとティガーのTop 8 入りにニンマリするUD。
・最強キャラのココノエはTop 16に四人いたがTop 8 には入らず。
・キャラクターの多様性だけでなく、プレイヤーの個性も見応えがあった。コスプレイヤーも。
・UD「グランドファイナルのどぐらとガリレオの試合はEVO 史上で最もプレイヤーの感情が表れた(emotional な)試合だったと思う」>JC「僕は『格闘ゲームの歴史上』で最も emotional な試合だったと思うよ。プレイヤーだけでじゃなく観客も交えて、いろいろな面でみんなの心が動いていたからね」。
・JC「ガリレオがルーザーズからグランドファイナルに勝ち上がって、はじめのセットで0-2からの逆転リセット、また0-2から2-2に持ち込んだ。その瞬間どぐらは耐えられなくなって思わず顔を両手に沈めてうずくまった。それを見たガリレオも同じように考えこむように顔を伏せた、その瞬間が僕が一番好きな場面だよ。二人の真剣さは、まるで世界の行く末が懸かってるみたいだった」>UD「実際多額の賞金が懸かってたのは間違いないけどね」

【編集中】








1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Great! 私自身とても楽しんだので,この要約は,とても素晴らしいです。