2014年12月18日木曜日

Tuesday S3 Ep46 Capcom Cup Recap & USF4 Patch

Tuesday S3 Ep46 Capcom Cup Recap & USF4 Patch

★カプコンカップの結果

http://shoryuken.com/2014/12/13/capcom-cup-2014-streaming-live-from-san-francisco-california/
・結果は、全くの予想外だった。
・優勝したももちは、ケンだけしか使わなかった。SnakeEyez はケンよりコーディやジュリを警戒していた。ももちはSnakeEyez に転ばされたりしても全く怯むことなく戦い、完全に主導権を握っていた。「ライアンハートがももちに逆転して、ももちをルーザーズに落としてくれたおかげで、ももちの凄い地上戦をたっぷり楽しむことが出来たね」とJC。
・UD の預言が的中。UD は先週の配信終了間際に、「優勝はももち!」と冗談で言っていた。スト5にナッシュが登場することも言い当てた。
・ヨーロッパ勢が大活躍。JC「Valmaster の春麗は、技を出しまくるスタイルで見ていてとても楽しい」
・Xian の活躍に感銘を受けた二人。Xian はウル4が出てから、キャラクター選択で迷走するなど苦しい時期を過ごしていたが、カプコンカップでは初戦と二回戦の対戦相手にポイズンとダルシムで完璧な対策をたて大成功。
・Xian は梅原に勝つために、F チャンプにかなり綿密なアドバイスを受けていた。 Xian が梅原に勝ったことで、F チャンプもツイッターで大喜びしていた。
・インフィルトレーションがふーど対策でエレナを練習した時間は「一日」、と人づてに聞いたUD。「そんなバカな(Bullshit!)」と信じないJC。インフィルトレーションはGamerBee がふーどにエレナで善戦したことを見て、エレナの使用を決めたようだ。インフィルトレーションのエレナのプレイは特にトリッキーなものではなく、ただコンボの正確さと地上戦の上手さでふーどに打ち勝ったのだ。
・カプコンカップで上位に入賞したプレイヤーの中には、今年一年は成績不振だったものも多い。ふーど、インフィルトレーション、Xian、ライアン、PRログ。
・JC「ウィナーズTop 4 に日本人が1人もいないなんて誰も予想しなかったことだね。日本人で活躍したといえば、優勝したももちだけだね」。UD「インフィルトレーションが2012年に台頭した時も『韓国勢の脅威!』みたいに言われたけど、実は活躍してるのはインフィルトレーションひとりだったっていうのと似ているね」
・SnakeEyezは、自分自身の不覚を認めていた。あのステージの独特の雰囲気に飲まれてしまったのが一番の敗因か(PR ログも、「あのステージに上って観客を見渡しただけでビビってしまった。一回戦で負けたとき、今まで経験した中で最悪の敗北だと感じた」とコメントしている)。。ガイルに対しては分は悪くないはずだが、EXバニシングをソニックブームに無理に合わせようとしていた。通常技の使い方もらしくなかった。SnakeEyez には、慣れていない環境でプレイする経験がもっと必要だろう。
・コメンタリーの二人もあのステージでは緊張した。「始まる前にステージから会場の写真をツイートしようとしただけで手が震えたよ」とJC。
・ジャスティンはルーファスをやめてキャラ替えすべし。ジャスティンがルーファスを使い始めたのは(「ジャスティンは守ってばっかりでつまんない」という批判に対して)攻撃的なプレイをするためだったが、ルーファス対策が研究され、今のジャスティンのルーファスは守りのスタイルを強いられている。これでは本末転倒だ。UD「確かにそうかもしれないね。だけどジャスティンのことだからな。『ストームのチームなんかやめた方がいいよ』ってみんなに言われてもキャラ替えしないでEVO で優勝したしね。」
・ChuChu は、ブラジル(というより南アメリカ大陸全土)からのプレッシャーを一心に背負っており、組み合わせも運が悪く、厳しい戦いだった。カプコンカップ直後のHadocon でも成績は振るわなかった。「この結果を受けて、これからブラジル勢が奮起するといいね」とJC。
・来年のカプコンカップの賞金総額は50万ドルという発表には誰もが驚いた。来年も既存のトーナメントを利用したプロツアーが組まれ、各トーナメントに賞金が配当されると考えられる。このことは、ストリートファイターだけでなく他の格闘ゲームのコミュニティにも大きな意味がある。ストリートファイターが注目されることで、格闘ゲームのイベントそのもの(他のゲーム、イベントのスポンサーなど)に注目が集まるからだ。
・これまで毎年EVO 後の半年は、コミュニティの盛り上がりにやや停滞が見られたが、「夏にEVO、年末にカプコンカップ」というサイクルができれば素晴らしいことだ。
・「予選を勝ち抜いて選ばれるカプコンカップ」と、「だれでも参加できるEVO」という2つの大規模大会があることの意味。
・スト5のゲームプレイについてはLI ジョーの分析ビデオを見よ。
https://www.youtube.com/watch?v=IVeKxgZReGo
・コメンタリーはスピーカーで流され、会場の観客にもプレイヤーにも聞こえるようになっていた。イベント後に受け取った反応は概ね評価が高かったが、自身ではあまり満足いっていない、という二人。UD「SnakeEyez のナックルドゥー戦で、SnakeEyez が修正すべきプレイについていくつかアイデアがあったんだけど、コメンタリーがプレイヤーにも聞こえてるから言えなかったんだ。見たままを述べるしかなくて、自分ではつまんないと思った。Xian がダルシムを使うこと、インフィルトレーションがエレナを使うことも事前に本人から聞いて知ってたけど、相手のプレイヤーにバレるからコメンタリーでは言えなかったんだよね」。JC「そうなんだよね。配信に対するコメンタリーでは、いつも気兼ねなく言ってるようなことなのにね」。UD「『さあどのキャラを使うのでしょうか』とか言ったって白々しいだけだよね」
・JC「グランドファイナルの直前に会場に向かってどっちが勝つと思うか反応を求めたんだけど、あとになってすごくXian に申し訳なかったって思うよ。あれでXian 本人のテンションが下がっちゃったんじゃないかなって」。UD「会場を盛り上げるためには効果的だったと思う。僕たち二人とも、それまで会場を盛り上げるコメンタリーをほとんどしなかったからね」
・コメンタリーを会場全体に流すのではなくラジオデバイスを配って聴きたい人だけ聴けるようにする、などのアイデアもあった。
・プレイヤーを防音ブースの中に入れて会場や観客から切り離すというアイデアには賛成しない二人。観客の反応がプレイに影響することもあるが、それはFGCの良い伝統だ。
・イベントスタッフの貢献。
・ハーフタイムショーのライブは良かったが長すぎた。家で一人で配信を見ている人には最悪だっただろう。
・Xian は、地元シンガポールでダークジュアのケンにボロ負けしたこともあり、イベント後UD に「ももちのケンには絶対に勝てない」と漏らしていた。Xian はSnakeEyez に対してもそうだが、勝算の薄い相手に対して諦めるのが早く、自分自身に負けてしまうことが多い。「Xian の一番の強敵はXian 自身だ」とJC。

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